【総合火力演習とゴミとマナー】

【総合火力演習とゴミとマナー】

本日は富士総合火力演習の予行に取材という形でお邪魔させて頂きました。

訓練展示が終わり、装備品展示になると大勢の方々が一斉に装備品を見学に行かれます。

そして、人がいなくなった観覧エリアに残されたのはゴミ…

昨年初めて取材で総合火力演習にお邪魔した際に余りにもゴミが酷かったのですが、でもその時は「酷いなぁ〜」と思いつつも何も出来ませんでした。

そこで、今年はゴミ袋を持って来ました。

ざっとシート席だけを20分歩き、目に付いた大きなゴミだけを拾っただけでも、ゴミ袋一杯のゴミを回収しました。
細かなゴミや、パンフレットの上に飲みかけのペットボトルを置いて、場所取りか、ゴミか分からない物、レジャーシートがそのまま残置されている物、スタンド席を除いてこんな感じでした。

ゴミの大半はペットボトルや、食べ物の袋、売店のカキ氷の入れ物やストロー。

中にはカンチュウハイの空き缶もありました。

そして、残念な事に総合火力演習のパンフレット。

パンフレットには総合火力演習に参加されている様々な部隊の隊員さん達の集合写真も掲載されていますが、それを敷物代わりにしてクシャクシャのままで放置…

会場入り口付近には帰り際にゴミが捨てれる様に配慮され、いくつか大型のコンテナ型のゴミ箱も設置されています。

ただ、ゴミをゴミ箱に捨てるだけでいいんです。

もし、ゴミ箱に捨てなければ、そこに‪捨てたゴミはこの後隊員達が拾う事になるんですよ。

一人一人がゴミをゴミ箱に捨てるだけで、隊員さん達は少しだけ早く帰れるかも知れません。

ご飯をゆっくり食べることが出来たり、タバコを一本吸える時間が出来るかも知れません。

総合火力演習は土曜日、日曜日と続きます。

是非行かれる方は、自分のゴミは当然ですが、自分のそばに落ちているゴミがあれば、是非隊員さん達の事を思って拾ってあげて下さい。

総合火力演習以外にも航空祭や、駐屯地記念行事などでもマナーの低下が話題になったりします。

もう一度ファンとしてのマナーを一緒に考えて頂けたら幸いです。

素顔の自衛官

元陸上自衛官で、現在は商業カメラマンのかたわら、写真家として現在の自衛隊や自衛官達の姿に密着撮影した写真を掲載しています。

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